睡眠は人生の基本。すのこベッド、略して「スノベ」。すのこベッドは湿度が高い日本列島の救世主です。このサイトでは木製の寝具について考えます。

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すのこベッドの分類

あれも「すのこベッド」。これも「すのこベッド」。「すのこベッド」ってなに?

投稿日:2015年7月22日 更新日:

すのこベッドです。

ベッドとは日本語に訳せば「寝台」です。

その名前からすれば、ある程度の高さを持ったものがベッドであるとも思われますが、すのこベッドの場合、話はそう単純ではありません。

このページでは、似て非なる「すのこベッド」を観察してみます。

●薄型折りたたみすのこベッド。ベッドとゆーよりマット?

まず、日本独自の「すのこベッド」カテゴリーの代表格、日本製の折りたたみ「すのこベッド」をみてみましょう。

ベッドと呼ばれていますが、上の製品の厚みは37ミリメートル。ま、敷布団1枚くらいの厚みです。

これをベッドであるとゆーこと自体がおこがましいとゆーか恥ずかしいとゆーかそーゆーシチュエーションなんですけれども、すでに「すのこベッド」とゆー言葉は日本社会に定着し、37mmの厚みでも「すのこベッド」なのです。

この薄型の分類に属する「すのこベッド」のバリエーションは非常に多く、2つ折り、3つ折り、4つ折り、6つ折りタイプなんてものも存在していますし、折りたたむのではなく、巻いて収納する「ロール型」もあります。

使われている材料は、多くは桐材ですが、最近では樹脂製のものも登場しています。

●折りたたみ可能で高さもあるすのこベッド

一方で、見た目からしても日本人全員に「これはすのこベッドで間違いありません」って言ってもらえる製品群も存在しているので、「すのこベッド」は奥が深いのです。

たとえばこれ。

木製でかつ折りたたみもできる画期的な「すのこベッド」のパイオニア的製品です。

この「すのこベッド」の高さは235mm。世界的にみても「ベッド」と呼んでも差支えのないレベルです。

さきほどの37mmと比べるとえらい違いです。

この「世界的にみてもベッドと呼んでも差支えのないレベル」のベッドはその構造面からしていくつかのバリエーションを持っています。

この多様性も「すのこベッド」の魅力です。

たとえばコレです。薄型のすのこベッドと木製フレームを組み合わせたハイブリッドタイプです。

これを初めて見たときは驚きました。こーゆー発想もあったのかってやつです。

折りたたみ構造のスノコと据え置き型のベッドフレームの組合わせです。

さすが短期間に日本の家具業界を席巻したニトリです。

●単純にすのこを装備している普通のベッド

昔からある木製ベッドで、すのこが組み込まれているものも「すのこベッド」と呼ばれることがあります。

これもニトリの製品から。

ま、これが「常識的なすのこベッド」とゆーより「すのこが付いている普通のベッド」ってイメージですね。

このタイプのベッドで、すのこにフォーカスしてどんどん追求していくとこんな製品に到達します。

すのこに組子を組み合わせた高額商品です。

完全にベッドと呼べる構造ですが、この高額すのこ(組子)ベッドには高額な布団が良く似合います。

実際、高級布団と組み合わされて全国の布団やさんを通して静かにヒットしている「すのこベッド」です。

本体フレームは総桐の焼桐仕上げです。

総桐ってゆーのは、全部、桐でできているってことです。

焼桐ってゆーのは、桐の木の表面を炎で焼いて黒くしているってことです。

このベッドの場合は、桐の木を焼いたあと、ススを落とし(うずくり)、その上に透明な塗料をかけています。

我が国では、総桐っていえば嫁入り道具の桐タンスですね。

驚くような価格つけがされています。

総桐だから高額なのではなく、桐という素材に人間の手間ヒマを惜しみなく注ぎ込んだ結果なのだろうと理解しています。

昭和のころは、女の子が嫁に行くとなると、親ごさんは大枚をはたいて嫁入り道具として桐ダンスの婚礼セットを購入したものです。

それほど日本人は桐とゆー木が好きだった(過去形)ようなのですが、桐という素材は、実際は中国では日本ほどアリガタがられていません。

中国は日本と違って森林が少ない国土ですが、桐の木は、防風林として奨励されたりもしたことがあって、大量に中国に生えています(現在、急速に減りつつありますが)。

中国では、棺桶の素材として桐材はよく使われています。

中国の桐工場で作られた「桐の棺桶」は日本や欧米に大量に輸出されています。

▼これは日本向け仕様

そんな中国桐を使って作られるのが日本の「すのこベッド」です。

折りたためないタイプのすのこベッドをもう1つ紹介しておきます。

これはすのこが本体と一体化している構造をもったすのこベッドです。

基本的な材料は桐材(たぶん中国産)ですが、製造は日本国内で行われています。

シンプルで誠実な作りが評価され、静かに売れています。

すのこの補強材として、一部、ポプラ合板が使われているようですが、しっかりした作りです。

折りたたみができない据え置き型すのこベッドの1つの典型です。

●木と金属でできた折りたたみすのこベッド

一方で、異素材である木と金属を組み合わせた「すのこベッド」も1つのカテゴリーを形成しています。

こんな「すのこベッド」です。

このテのすのこベッドは、基本フレームは金属パイプで作られていて、スプリングも仕込まれ、簡単に折りたたむことができる構造になっています。
加えてキャスターも備え、移動も楽ちん。

肝心のすのこ部分には、きちんと桐材(中国産)が並べられています。

しかも、驚くような低価格です。

このように「すのこベッド」といってもいろんな「すのこベッド」があることをお分かりいただけたでしょうか。

スノベ生活が選ぶ日本3大すのこベッド

No.1 日本人ならこれ。国産すのこベッド

日本製のすのこベッドです。形も二つ折りタイプで定番です。材料もすのこベッドの定番、桐材。安心しておすすめできる「すのこベッド」です。お好みで、桐ではなくヒノキを選ぶこともできます。メーカー直販体制をとっているのでコスパも最高です。

No.2 スプリング装備の楽ちんすのこベッド

機能的に洗練された折りたたみ式のすのこベッドです。
折りたたみ式のすのこベッドの弱点は、布団をのせて折りたたもうとすると力が要ること。その弱点を解決し、なおかつリーズナブルなお値段を実現したのがコレ。
スプリングが仕込まれたこのすのこベッドは、これまでの常識を打ち破った製品です。あっぱれです。脱帽です。

No.3 執念の総桐製折りたたみすのこベッド

桐職人が作り上げた執念の総桐すのこベッドです。一般的なすのこベッドの範疇を越え、本格的な折りたたみベッドに分類される製品です。価格的にもチープなすのこベッドの価格帯からは大きく外れている製品ではありますが、金ならある。簡単に、楽に折りたためて移動できる木製のベッドが欲しいと思うあなたには最適の製品です。

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