睡眠は人生の基本。すのこベッド、略して「スノベ」。すのこベッドは湿度が高い日本列島の救世主です。このサイトでは木製の寝具について考えます。

すのべ生活

桐製すのこベッド

すのこベッドのメイン素材、桐について

投稿日:2015年7月8日 更新日:

我が国で販売されている「すのこベッド」の材料といえば、数年前まではほぼすべてが桐材でした。

最近では、樹脂で作られたすのこベッドも登場していますが、まだまだ主材料は桐材です。

ここでは、どうしてすのこベッドは桐なのかについて考えてみます。

まず、桐という植物についてです。

桐は中国原産といわれている植物ですが、日本列島にも広く生えています。

落葉広葉樹で、とても面積が広い葉を繁らせます。

▼桐の若葉。これからどんどん大きくなります

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春には紫いろの美しい花を鈴なりに咲かせます。この花には甘い香りもあります。

ただ、桐はぐんぐん成長して高くなるので、花がかなり上のほうで咲くことが多く、その桐の花をまじかで見ることができる人はそう多くないかもしれません。

桐の木

この桐を材料としてみた場合、そのもっとも大きな特徴はその軽さにあります。

アジアに自生する樹木のなかで一番軽いと言われています。

軽いということは、空気を多くため込んでいるということです。

実際、桐の木の組織を顕微鏡で見てみると、空気がたまった泡のような構造が観察されます。

まるでスポンジのようです。

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この構造によって、桐材は、熱を伝えにくくて柔らかいという特徴を持ちます。

そのため、桐材に触れると、ソフトな触感と暖かさを感じることができます。

また桐の木にはタンニンなどの物質を多量に含んでいるため、湿気に強く腐りにくい性質を持っています。

以上の

 ●柔らかい
 ●暖かい
 ●湿気に強い
 ●軽い

という特徴は、布団の下に敷くすのこの材料としては最適のものです。

桐の欠点。変色

いいことづくめの桐の木ですが欠点も持っています。

それは変色するということです。

桐を腐りにくくしているタンニンなどの物質が変色をひきおこします。

とくに湿気がある場所に桐を置くと、高い確率でその現象が起こります。

最初は赤紫色に変わり、時間が経過するにつれて黒褐色に変わっていきます。

変色しても人体に有害を及ぼすようなものではありません。

単に見た目の問題です。

この変色を防止するために、桐たんすなどを作るときは、桐材を数年間雨ざらしにして桐材の中にある変色成分を抜いています(アク抜き)。

桐箪笥の産地、新潟県加茂市へ行くと、桐材のアク抜きの光景をみることができます。

桐のアク抜き

ただ、この雨ざらしでのアク抜きの方法は非常に手間がかかるので、安価な中国製の桐製品などでは強力な漂白剤を使って変色の防止をしていることがあります。

真っ白な桐の棺桶なんかはまさにそうやって作られた桐製品です。

棺桶の場合は、使用開始から数日でも燃やされるものですし、それを使うのは死んでる人間なので害はありませんが、すのこベッドは生きた人間が使いますので、変色の可能性があっても、できるだけ漂白モノは避けたいところです。

スノベ生活が選ぶ日本3大すのこベッド

No.1 日本人ならこれ。国産すのこベッド

日本製のすのこベッドです。形も二つ折りタイプで定番です。材料もすのこベッドの定番、桐材。安心しておすすめできる「すのこベッド」です。お好みで、桐ではなくヒノキを選ぶこともできます。メーカー直販体制をとっているのでコスパも最高です。

No.2 スプリング装備の楽ちんすのこベッド

機能的に洗練された折りたたみ式のすのこベッドです。
折りたたみ式のすのこベッドの弱点は、布団をのせて折りたたもうとすると力が要ること。その弱点を解決し、なおかつリーズナブルなお値段を実現したのがコレ。
スプリングが仕込まれたこのすのこベッドは、これまでの常識を打ち破った製品です。あっぱれです。脱帽です。

No.3 執念の総桐製折りたたみすのこベッド

桐職人が作り上げた執念の総桐すのこベッドです。一般的なすのこベッドの範疇を越え、本格的な折りたたみベッドに分類される製品です。価格的にもチープなすのこベッドの価格帯からは大きく外れている製品ではありますが、金ならある。簡単に、楽に折りたためて移動できる木製のベッドが欲しいと思うあなたには最適の製品です。

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